歯科コラム
2025-05-15
フロスはしないほうがよいの?フロスについて徹底解説

「フロスって本当に必要?」「歯ぐきが傷ついたらどうしよう…」
そんな不安を感じたことはありませんか?最近ではSNSや動画などで「フロスはしないほうがいい」という誤った情報が流れていることもあり、混乱してしまう方も少なくありません。
しかし、結論から言えば、正しく使えばフロスはお口の健康を守るために欠かせないアイテムです。
このコラムでは、フロスに関するよくある疑問や誤解を解消しながら、正しい使い方と予防ケアの重要性をわかりやすく解説していきます。
フロスとは?
フロスの特徴
フロスとは、歯と歯のすき間にある歯垢(プラーク)や食べかすを取り除くための清掃用具で、糸のような形状が特徴です。
ホルダータイプやロールタイプなどさまざまな種類があり、ライフスタイルや手の使いやすさによって使い分けができます。
フロスの役割
歯ブラシでは届かない歯と歯の間は、汚れが残りやすく虫歯や歯周病のリスクが高まる部位です。
フロスはこうしたデリケートな場所の汚れを優しく取り除く役割を担っており、口臭予防にも効果が期待できます。
実際、歯科の予防先進国であるスウェーデンやアメリカでは、フロスの使用は日常習慣として浸透しており、子どもの頃から家庭で取り入れている家庭も多くあります。
フロスを使うときの注意点と気を付けること
フロスを強く押し込むと歯茎が下がる
「フロスで歯ぐきが下がる」という声の多くは、実は誤った使い方が原因であることが多いです。
例えば、力任せにグイグイ押し込むと、歯茎を傷つけてしまうことがあります。
とくに初めて使う方は「きちんと入れなければ」と無意識に力を入れがちです。
大切なのは、ゆっくりと前後に動かしながら優しく通すことです。歯と歯に沿わせるように使えば、歯ぐきを傷めることはありません。
それでも当院がフロスをおすすめする理由

歯ブラシだけでは汚れの半分程度しか除去できない
歯磨きをしっかりしているつもりでも、歯ブラシだけで落とせる汚れは約60%程度と言われています。
つまり、残り40%の汚れが口内に残っている可能性があるということです。
フロスを併用することで、除去率は80%〜85%までアップ。セルフケアの精度を高めるには、フロスの活用が欠かせません。
フロスは虫歯や歯周病ケアができる
歯と歯の間は、虫歯菌や歯周病菌が溜まりやすく、初期段階では見逃されやすい場所です。
フロスでのケアを続けることで、歯周ポケットの清掃や、炎症の予防につながります。
また、歯ぐきが引き締まり、見た目の健康感も向上します。
歯ぐき下がりの予防が可能
歯ぐきが下がる原因は、歯周病の進行や加齢、過度なブラッシングなどさまざまです。
定期的にフロスを使い、プラークをためない習慣を身につけることで、歯ぐきを守る予防策にもなります。
フロスの適切な使い方
初めてフロスを使う方でも、以下のポイントを意識すれば上手にケアできます。
- 糸の長さは30cm程度を目安にし、指に巻きつける
- やさしく歯と歯の間に滑らせる(力を入れすぎない)
- 片側の歯面に沿って上下に動かすようにする
- すべての歯間を1本ずつケアする
夜の歯磨きのあとに行うのがベストタイミングです。最初は時間がかかるかもしれませんが、習慣になれば1日3分程度で済むようになります。
フロスを使用していても定期検診を行いましょう
どれだけフロスを丁寧に使っていても、セルフケアだけでは落としきれない汚れや磨き残しは必ずあります。
実際、歯ブラシとフロスを併用しても、清掃率は約80%が限界。残りの20%は、歯科医院でのプロフェッショナルケアが必要です。
また、自己流のケアでは気づかない磨きグセや誤った力加減によって、逆に歯ぐきを傷つけてしまうケースもあります。
当院では、以下のようなサポートを行っています:
- お口の状態に合わせたフロスや歯ブラシの選び方のアドバイス
- 正しい歯磨きやフロスの使い方のレクチャー
- 定期的なチェックで虫歯・歯周病の早期発見
「正しくケアしているつもりだったのに…」と後悔しないためにも、定期的なメンテナンスの受診が健康な歯を守る第一歩です。
まとめ

フロスを使うことは、歯と歯の間の見えないリスクを取り除くための大切なセルフケアのひとつです。
ただし、使い方を間違えると逆効果になる可能性もあるため、正しい知識と方法で続けることが大切です。
私たち刈谷ステーション歯科では、皆さまが安心してケアを継続できるよう、丁寧なサポートとアドバイスをご用意しています。
「これで合っているか不安」「自分に合ったケア方法を知りたい」
そんな方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。WEB予約から簡単にお申し込みいただけます。
健康な歯は、一生の財産です。今日からできるケアで、未来の笑顔を守っていきましょう。

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